
INTRODUCTION
女性たちを救うシェルター〈おうち〉
そこには、決して知られてはならない
“ルール”がある。
海の近くに建つ一軒の日本家屋。配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター〈おうち〉だ。一見穏やかなその場所では、日常と同じ手つきで、“あること”が行われている―完璧に考え抜かれた方法で。
佐野広実の人気小説を映画化。主人公の紀子を演じるのは、『正体』で第48回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞など多くの演技賞を受賞した吉岡里帆。もう一人の主人公・薫には東京ドラマアウォード2025主演女優賞を受賞し「東京サラダボウル」を始め映画・ドラマ・舞台など多岐にわたり唯一無二の存在感を放つ奈緒。幅広い作品で多様な人物を生き抜いてきた二人が、初の映画ダブル主演を果たす。
共演は、風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美、北村匠海、原嘉孝、清水尚弥ら独自の世界観を確立する俳優たち。監督は『君は永遠にそいつらより若い』の𠮷野竜平。
「見えない暴力」に、一人で耐えないことを選んだ。なぜ彼女たちはここに辿り着いたのか。その連帯は、いつしか境界を越えていく―。
STORY
この〈おうち〉では、
家事も始末も持ち回り。
日常的に暴力を振るう夫から逃げてきた紀子。しかし居場所を突き止められ行き場を失ってしまう。絶望の中にいた紀子に、入院先の看護師・路子が救いの手を差し伸べる。
連れて行かれたのは、三浦海岸の外れにひっそりと建つ施設。配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルターだ。彼女たちはその場所を〈おうち〉と呼び、そこでは食事や掃除、暮らしのすべてが「持ち回り」というルールで成り立っていた。穏やかで守られた日々を取り戻していく紀子だが、少しずつ違和感を覚え始める。そして遂に〈おうち〉の組織犯罪の構造を知ってしまう。一方、とある事件を追う刑事・薫が、〈おうち〉に近づこうとしていた―。
昭江役/風吹ジュン
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